2010年01月31日

【観た人にしか伝わらないネタバレ映画レビュー】

『G.I.ジョー』(2009年 米)

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(C) 2008 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

『G.I.ジョー』
2009年 アメリカ作品
原題:G.I. JOE: THE RISE OF COBRA

----あらすじ----
世界征服を企む悪の組織“コブラ”が、各地で活動を活発化させる1990年代。あらゆるものを破壊する威力を持つ最強兵器ナノマイトがコブラ一味の手に渡ってしまう。パリのエッフェル塔が破壊されるなど、コブラの脅威が世界各地を襲う中、アメリカ政府は世界各地の精鋭を集めた史上最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”に願いを託す。

以下はこの映画に対するコメンタリーとなります。
ネタバレ(画像付き)なので注意してください!


A: さぁ、今回は『G.I.ジョー』にコメントしていこうか。

B: SFが好きな私にとって楽しみにしていた作品です。テレビの宣伝を見てわくわくしてました。

A: フィギュアで名前は知ってたけど、どうやらアメリカのTVアニメの実写化らしいね。原作はまったく読んだことないが、さっそく本作を振り返ってみようか。

B: はい、では振り返りましょう。 ・・・舞台は1641年のフランス。マッカランという男が他国に武器を売り渡したということで、国の裏切り者として燃えた鉄仮面で顔を焼き付けられる刑に処せられます。

A: いかにもアメコミらしいオープニングだが、3分もしないうちに舞台は近未来に映る。展開早すぎじゃないか?

B: たしかにちょっと前置きが短すぎますね。もう少し膨らませて、その後子孫たちが迫害されたり・・・なんてエピソードがあると、復讐心の重みが伝わってくると思うのですが。。。

A: ま、それよりも後半の特殊効果が見せ場だから、ここはさらっと通過なのかな。

B: MARS産業が開発した"ナノマイト"は超小型のハイテクロボット。このナノマイトを使えば鉄さえ食い尽くすハイテク弾となる。この世界最強の兵器は本日工場から初出荷されることとなります。アメリカ陸軍の護衛のもと兵器は順調に運ばれていたかに思えたのですが、夜間謎の飛行物体が現れ略奪しようと攻撃をしかけてきました。

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A: ここはSFって感じが満載でいい。波動砲みたいな攻撃がかっこいいね! ただこの後、戦闘機からいかにも悪そうな女が出てきたのはコテコテすぎて笑っちゃった。女は主人公デュークの元恋人アナであり、デュークは"ナノマイト"を奪われ絶体絶命のピンチとなったがそこへ謎の秘密部隊"G.I.ジョー"が助けに来た。彼らは無事に"ナノマイト"を奪い返すことに成功。

B: デュークはこうして彼らG.I.ジョーとともに敵と戦う決意をします。

A: ここまで20分も経ってないが、G.I.ジョーの秘密基地に着いてからはちょっと退屈なシーンが続く。

B: 敵味方がはっきりしてますからね。この後の展開は主人公がG.I.ジョーに入隊し、元恋人アナをどうやって改心させ助けることができるか。なんとなくシナリオが読めてしまいましたね・・・。・・・そして、ここで黒幕はMARS産業のCEOデストロだと分かります。デストロは裏切り者として刑に処せられたマッカランの子孫でした。デストロたちは巨大な秘密基地を持っていてコブラという博士にさまざまなハイテク兵器を作らせていました。

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B: この博士、仮面を取ったときのダースベイダーみたいですね。おまけに"ナノマイト"を注入され制御される人間たちはクローン・トルーパーみたいですし、なんとなくスター・ウォーズ状態・・・。

A: さすがB君。私も何か似てるなと思ってたが、完全にスター・ウォーズだね、これは。

B: どうしてもこういうストーリーに出てくるキャラクターって似てきちゃいますよね。やはり、それだけスター・ウォーズが偉大だということでしょうか。ではどんどん進んで行っちゃいましょう! この後は主人公と主人公の仲間リップコードという男が一人前のG.I.ジョーになるための訓練シーンが続きます。

A: ・・・あっ、ストップ!

B: えっ?何ですか?

A: このシーンで止めて。この人もしかして・・・

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B: あっ、『ハムナプトラ』のブレンダン・フレイザーですね。めちゃめちゃチョイ役じゃないですか!?

A: これはいわゆるカメオ出演だね。しかしあまりにも本人だと分かりにくいな。見逃す人が多数いる気がする。ただ、セリフの言い回しがあいかわらずオーバーなので私はすぐに彼だと気づいてしまった(笑)

B: この辺のシーンはカメラも無駄に彼にフォーカス合わせてますよね。けっこう気遣ってますね(笑)

A: ま、こういうオチャラけたシーンもこの作品らしくていいんじゃないかな。とりあえず、ここからはG.I.ジョーの基地が襲撃されてまたまた"ナノマイト"が奪われてしまう。

B: SF好きな私もさすがに奪い奪われが繰り返されてちょっと退屈になってきてしまいました。

A: 基地がこれだけハイテクの塊なのに、意図も簡単に基地の壁が壊れちゃうのもいかがなものかと思った。。。ここからはG.I.ジョーのメンバーで全身黒尽くめの忍者スネークの過去が語られていく。舞台は「ブレード・ランナー」を彷彿とさせる20年前の東京。食べ物に困っていた少年時代のスネークはある寺の台所へ忍び込み盗み食いをしようとしたが、20年後に敵となる少年時代のシャドーに見つかってしまい戦うこととなる。ここで勘弁してもらいたいのは日本に対する勘違いが随所に見られることだ。

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A: まずはシャドーが扉から現れスネークを見つけるシーンだが、柱に「無くし物の責任は寺ではありません」と書かれている。まったく意味不明な文だ。そしてシャドーは韓国語らしき言葉を使う。次に冷蔵庫の中身が気になる。一番下の棚の麦茶やポカリスエットのようなペットボトルはいいのだが、真ん中の棚の漢方薬のような瓶詰めが何ともいえない。なぜ外国人が日本を表現するとこうなってしまうのだろう。。。

B: やはり日本も韓国も中国も区別つかないのでしょうね。昔「コンタクト」というジョディ・フォスター主演のSF映画がありましたが、そこで描かれていた日本もびっくりするほどひどかったです。

A: 我々がヨーロッパ各国の区別がつかないのといっしょだろうね。日本はそれなりに世界に知られていると思っていたが、どうやらそれは我々のおごりかもね。

B: 常に謙虚に行きましょう(笑) では、話を本作に戻しますね。

A: はい、どうぞ。

B: この作品は回想シーンを織り交ぜた構成となっていますが、ここでとうとうデュークが過去に味わった辛い出来事が語られます。それは元恋人アナの弟を戦争で死なせてしまったことでした。

A: ようやくアナがなぜ敵となってしまったのか何となく分かってきたね。ま、ちゃんとした真相はもう少し後で判明するが。

B: 敵はとうとう兵器"ナノマイト"を使用します。それは先祖が苦しめられた復讐としてフランスのシンボルであるエッフェル塔からパリすべてを破壊してしまおうとすることでした。ここではハイパー・スーツを着た主人公たちによって未だかつて見たことのない迫力シーンが繰り広げられます。

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A: このシーンは興奮した! CGの先端を行くシーンの連続で今までの疲れが一気に吹き飛んだ。

B: いよいよここから後半戦です。

A: よし、気合い入れて観ていこう。

B: エッフェル塔が崩れてしまったものの、パリの破壊は間一髪で防ぐことができたG.I.ジョーたち。敵も黙ってはいません。基地へと持ち帰った残りの"ナノマイト"をミサイルの弾頭に組み込み、いよいよ世界を破滅するカウントダウンを開始しました。デュークは敵につかまり、とうとう真実を知ってしまう。コブラという博士はなんと4年前に死んだと思われたアナの弟だったのだ!

A: ここはちょっと驚いたね。ただ、このシナリオもよく考えてみるとスター・ウォーズを意識していると思ったのは私だけだろうか。。。

B: たしかに正体が父親だったダース・ベイダーと似ていますね。犯人は身内だったというオチは避けてもらいたいという願いは、贅沢すぎますかね・・・。

A: 結末までスター・ウォーズをパクっていたら本当に怒ってしまうところだった。ただ、最後も何となくあの有名な作品をパクっている感じだけどね。それは後ほど・・・では、B君つづきをどうぞ。

B: 博士が弟であることも知らず、アナは"ナノマイト"により操作されていたのでした!操られていたアナは記憶がよみがえりデュークを助けます。ここから物語はクライマックスへ向かいます。G.I.ジョーたちはデュークを助けに敵のアジトを総攻撃します。スネーク対シャドー、リップ対"ナノマイト"ミサイル、デューク対コブラ、それぞれの戦いがスピーディーに展開していきます。

A: 製作費使い切ってやれー!てな感じでこれでもかとあっちこっちでバトルする。ただ、シャドーは意外にあっさりスネークにやられるし、リップも初めて操縦する戦闘機を軽々と操るし、デュークや他のG.I.ジョーたちの戦いはあいかわらずスター・ウォーズっぽいし。ラストへ近づけば近づくほど新鮮なシーンがなくどっかで見たことあるシーンばかりだったのが残念だった。今思えば主人公のデュークって名前もスター・ウォーズのルークにそっくりじゃないか!

B: ほんとですね。絶対に意識してますよね。おまけにコブラは最後、こんなふうになっちゃいますしね。

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A: ここまでくれば、もう私はこの作品をスター・ウォーズとして観ることにする。そうすれば違和感がない!

B: あらら、とうとうAさんは別の作品のスピンオフとして鑑賞しはじめてしまいました。。。ただこの作品、最後に大どんでん返しが待っているんですよね。ストーリーとしてではなく、作品のテイストとして。

A: そうなんだよね。ここまでスター・ウォーズをリスペクトしてきてこのラストはないんじゃないの?と思ったな。

B: 最後は無事ジェダイ率いる反乱軍・・・あっ、失礼しました。もとい!G.I.ジョーの勝利となるわけですが、これで終わりではありませんでした。何と敵の手下がアメリカ大統領に成りすまし、本物の大統領とすり替わっていたのです!

A: うわー、スター・ウォーズだとばっかり思っていたこの作品。なんと実は『X−MEN』だった!

B: 続編作る気ですね(笑)



↓今回のコメンタリー作品

G.I.ジョー


↓コメンタリー中に登場した映画作品紹介

インデペンデンス・デイ


スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望


ハムナプトラ/失われた砂漠の都


コンタクト


X-MEN


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posted by はるさめ at 04:24 | TrackBack(4) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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